こんにちはkyoです!(@kyo_WEB3now)
今回は注目の仮想通貨ネム(XEM)について、特徴や現在の価格、今後について解説していきます。
この記事は毎月更新していくので最新の情報をお届けします!
仮想通貨ネム(XEM)とは
通貨名 | ネム |
通貨単位 | XEM |
時価総額 | ¥564,954,548,828 |
時価総額ランキング | 101位(暫定) |
現在の価格 | ¥5.8 |
ネム(XEM)は2015年に公開された仮想通貨になります。
ブロックチェーン技術を用いた決済・送金プラットフォームの【NEM】で利用されている仮想通貨になります。
このプラットフォームNEMは、シンガポールを拠点としている【NEM財団(非営利組織)】によって運営され、NEMをさらにスケーラブルで高速にするため、開発を進めております。
日本でも比較的有名な通貨なので、名前を聞いたことがある方もいらっしゃるのではないでしょうか?
と、いうのも2018年のネム大量流失事件(コインチェック事件)によって、ニュースにもなりマイナスイメージで有名になってしまったかもしれません。
しかし現在ではアップデートを重ね、セキュリティを強化し利便性も向上し、再度注目が集っている仮想通貨になります。
2021年にはNEMをアップデートした【シンボル(XYM)】が稼働しさらに注目を集めています。
シンボル(XYM)について詳しく知りたい方はこちら
仮想通貨ネム(XEM)の特徴
ネム(XEM)には以下ような特徴があります。
- 処理速度が速い
- セキュリティーが高い
- 新規発行がない
- 承認作業で報酬が稼げる
- ICOへの適応性
- 「Pol」を採用している
- 各国政府との連携
- シンボル(XYM)の誕生
- オープンソース化
処理速度が速い
ネム(XEM)は他の仮想通貨より処理速度が速いのが特徴です。
以下は1回の送金あたりの送金速度になります。
ビットコイン | 約1時間前後 |
イーサリアム | 約5分 |
リップル | 約3秒 |
ライトコイン | 約12分 |
ビットコインキャッシュ | 約1時間 |
こちらに対しネム(XEM)は、約1分と処理速度が速いです。
リップルと比較すると時間がかかりますが、このあとご説明する特徴を踏まえても魅力的な仮想通貨と考えられます。
セキュリティーが高い
ネム(XEM)は【Eigen Trust】と呼ばれるシステムを採用しており、他の仮想通貨と比較してセキュリティーが固く、ハッキングの影響を受けにくい特徴があります。
ネム大量流失事件(コインチェック事件)もあり、今後もセキュリティー面の強化には力を入れていくと思われます。
新規発行がない
ネム(XEM)は既に発行上限枚数に達しています。
そのため新しく通貨が発行されること無いので、希少性が高くなりやすく、ネム(XEM)によって良い情報があれば価格が上昇しやすくなっております。
ネムの発行上限は、89億9,999万9,999枚です。
承認作業で報酬が稼げる
有名なビットコインでの承認作業を【マイニング】と言いますが、ネム(XEM)での取引が承認される場合は、【ハーベスティング】と言います。
このハーベスティングを行う事で報酬を稼ぐ事が出来ます。
またハーベスティングには以下2種類があります。
- ローカルハーベスト
- デリケート(委任)ハーベスト
ICOへの適応性
クラウドファンディングに近いものになります。
このネム(XEM)を使用したICOが増えれば、ネムの価格は大きく上昇する可能性があります。
「Pol」を採用している
ネムは承認方式にコンセンサスアルゴリズム「PoI(Proof of Importance)」を採用しています。
これによりネム(XEM)を応援している利用回数が多い方は、より多くの報酬を手に入れる事が出来るようになりました。
各国政府との連携
ネム(XEM)はセキュリティーの高さと処理速度の速さから、様々な国政府との連携を行っています。
アラブ首長国連邦やマレーシア政府等と連携をしており、今後も新たな国との連携が期待されています。
シンボル(XYM)の誕生
2020年に大型アップデートが行われ、ネム(XEM)の特徴を引き継いだ新しい仮想通貨シンボル(XYM)が誕生しました。
シンボル(XYM)は、ビットコインやイーサリアムの問題点であったスケーラビリティ問題を解決する事ができ、今後の動向がかなり注目されております。
シンボル(XYM)の価格が上昇する事で、ネム(XEM)の注目されると言われているためセットで情報を追っていくのがオススメです。
オープンソース化
これまでネム(XEM)のプログラムはクローズドソースで中身が見えませんでしたが、オープンソース化によって中身が公開されるようになりました。
オープンソース化によって誰でも確認できるため、信頼や安定性、透明性が向上し価格上昇に繋がっていく可能性があります。
また、二次利用ができるようにもなります。
仮想通貨ネム(XEM)の価格
ネム(XEM)の現在の価格は約¥5.8となっております!
※更新月の暫定数値
仮想通貨ネム(XEM)の今後、将来性
ネム(XEM)は以下の理由から将来性が期待されています!
- DeFi参入
- NFT参入
- 大手仮想通貨取引所への上場
- 全通貨が発行済み
- シンボルの知名度
DeFi参入
DeFi市場は最も注目されている分野の1つになります。
アップデートにより誕生したシンボルでは、【Fantom Foundation】との提携を行ったと発表されました。
【Fantom Foundation】は分散型アプリケーションを開発する事ができるプラットフォームになります。
この事例から、DeFi等の分散型アプリケーションへの参入が期待されて注目されています。
DeFiについて詳しく知りたい方はこちら
NFT参入
NFTもDeFiと同様に最も注目されている分野の1つです。
ネム(XEM)、シンボルどちらもNFTとの関わりがかなり期待されており、好材料によって一気に価格上昇に繋がる可能性があります。
NFTについて詳しく知りたい方はこちら
大手仮想通貨取引所への上場
仮想通貨は新しい取引所へ上場をすると価格が上昇傾向になります。
ネム(XEM)は国内で多くの取引所で取引をすることが出来ますが、海外の大手取引所では上場していないこともあります。
今後、海外の大手取引所へ上場をしていくことは価格上昇、信頼性に繋がっていきます。
ネム(XEM)だけでなくシンボルの上場も意識して動向を追っていきましょう。
全通貨が発行済み
ネム(XEM)は発行枚数の上限が決まっており、89億9999万9999枚が全て発行済みとなっております。
今後新たに発行されることはありません。
発行枚数が増えていくと仮想通貨の価値や価格は下がっていく傾向にありますが、
ネム(XEM)は全て発行しているため上昇するタイミングで急上昇する可能性もあります。
シンボルの知名度
シンボルの知名度が広がることは、ネム(XEM)の知名度/価格上昇にも繋がっていきます。
シンボルも【NFT】【DeFi】への参入が期待されており、実際に【NEMBER ART】というNFTを売買する事ができる分散型プラットフォームで活用されています。
シンボルの活躍はネム(XEM)の価格上昇にも繋がっていく可能性がありますので、シンボルの動向にも注目が集まっています。
仮想通貨ネム(XEM)にオススメの取引所
ネム(XEM)にオススメの取引所【コインチェック】と【GMOコイン】になります。
※下記で口座開設の仕方を解説しています!
仮想通貨ネム(XEM)のまとめ
ネム(XEM)は以下ような特徴があり今後も期待が大きい仮想通貨になります。
- 処理速度が速い
- セキュリティーが高い
- 新規発行がない
- 承認作業で報酬が稼げる
- ICOへの適応性
- 「Pol」を採用している
- 各国政府との連携
- シンボル(XYM)の誕生
- オープンソース化
ネム(XEM)に限らず仮想通貨の動きは激しいので、今後の動向は要チェックです!
この記事は毎月更新していきますので、ご参考にしていただければ幸いです。
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