こんにちはkyoです!(@kyo_WEB3now)
DAOって商品やモノではないのでイメージが付きにくく、私たちの身近に存在しないので、わかりずらいですよね!
しかも日本にはDAOの具体的代表例とかも少ないイメージです。
今日はそんなDAOについて皆さんにイメージを持って頂くために、種類や具体的な例をご紹介していきます!
この記事をを3分読めば、DAOについてのイメージが少しでも付くと思います。
DAOの特徴(おさらい)
DAOは【Decentralized(分散) Autonomous(自立) Organization(組織)】の略称で、
【分散型自立組織】のことを指します。
同じ目標を持つ個人が集まり活動することで、特定の所有者や管理者が存在せずとも事業やプロジェクトを推進できる組織がDAOになります。
またDAOの特徴は以下5つになります。
- NFTやメタバースと関連性が強い【将来への期待感】
- 管理者がいない事での透明性【不正が出来ない】
- 誰でもDAOを作れる【参入障壁が低い】
- 誰でも参加可能【世界中の人と繋がれる】
- 投票権の公平さ【同じ目標を持った仲間が集まる】
DAOについて詳しく知りたい方は下記を参考にしてください!
DAOの種類(3つ)
上記でDAOは自立的で管理者がいないと説明しましたが、現状は発展途中であるため、Autonomous(自立)の部分が完成されていない事があります!
現在の会社のように、設立者や意思決定をする方がいるケースが多いです!
権限分散の仕方という視点について、暗号資産取引所【Coinbase】の元最高技術責任者である、
【Balaji Srinivasan氏】がその点について述べているのでご紹介していきますね!
Balaji Srinivasan氏はDAOを以下3つに分類しております!
- 自律的なDAO
- 最高責任者が存在するDAO
- 官僚主義的なDAO
自律的なDAO
Autonomous DAO(自律的なDAO)
こちらは冒頭で私も説明させて頂いていた、管理者がいない状態でスマートコントラスト上で自走することが出来る、世間一般で言われているDAOになります。
最高責任者が存在するDAO
CEO DAO(最高責任者が存在するDAO)
こちらは1人、最高責任者が存在するDAOになります。
部活がイメージしやすいですかね!部活の顧問がいて、部員がいるイメージです。
※部長や副部長の存在は考えないことにしてください!w
官僚主義的なDAO
Bureaucratic DAO(官僚主義的なDAO)
こちらは意思決定者が複数人存在しているDAOになります。
会社がイメージしやすいと思います!
Balaji Srinivasan氏は【Bureaucratic DAO(官僚主義的なDAO)】よりも、
【Autonomous DAO(自律的なDAO)】
【CEO DAO(最高責任者が存在するDAO)】
の方が【メンバーの権利を守る】という点で優れていると話しております!
DAOの具体例/カテゴリー紹介(10つ)
DAOはモノではないのでイメージが付きにくく、身近に存在しないのでわかりずらいですよね
海外で運営されている【DAO Centra】がDAOを10つのカテゴリーに分けており、
かなりわかりやすいので、ここからは実際にどんなDAOがあるのか紹介していきます。
DAOを以下10つのカテゴリーに分けております!
- Investment DAOs
- Products DAOs
- Social DAOs
- Special Puropose DAOs
- Protocol DAOs
- Grants DAOs
- Collector DAOs
- Education DAOs
- Service DAOs
- Media DAOs
Investment DAOs
Investment DAOsを使用するとユーザーは資金は集める事ができて、プロジェクトに投資が出来るDAOです!
有名なところで、世界最大のトークン管理財務省の1つでもある【BitDAO】は有名です!
Products DAO
Products DAOsは特定のプロダクトを開発するためのDAOです!
このDAOによって生み出された製品の収益は、DAOのトークン保有者によって管理され組織に還元されます!
Social DAOs
Social DAOsは同じ趣味を持つ人が集まり、ソーシャルやコミュニティ要素が強いDAOとなってます。
議論したりすることも出来るので、会社の会議でも使用できそうですね!
Special Puropose DAOs
Special Puropose DAOsは特定のアクションや寄付などを実行するためのDAOです。
クラウドファンディングに効果があるDAOになっています!
【Ukraine DAO】はウクライナがロシアの侵略から身を守るための資金を調達するDAOです!
ウクライナの人々のために意味のある素晴らしいDAOだと思います。
Protocol DAOs
Protocol DAOsは、二次流通の取引を可能にするERC-20トークンを作るDAOです。
日本でも有名なユニスワップ(Uniswap)は、Protocol DAOsにカテゴライズされます!
Grants DAOs
Grants DAOs は、新しいプロジェクトを立ち上げるために資金調達を行っていくDAOです!
Investment DAOsと少し似ていますね!
Collector DAOs
Collector DAOsは、コミュニティーの中でNFTを購入するなどをして、共同でプロジェクトに投資するためのDAOです!
Education DAOs
Education DAOs は、Web3のインセンティブ構造を活用することで、学生に質の高い教育を提供するDAOです。
Service DAOs
Service DAOsは、同じ領域の専門家たちが集まってサービスを提供するDAOです。
代表的な上記3つは、ソフトウェア開発(Developer DAO)から設計(Vector DAO)、
法務サービス(Lex DAO)まで、企業がweb3で人材を雇用する方法を提供しています!
Media DAOs
Media DAOsは、メディア制作を行っていくDAOです。
広告代理店で働いている私としては、かなり興味があるDAOです!
まとめ
今回は中々イメージが付きにくいDAOの種類と具体例、カテゴリーを紹介しました!
日本ではまだ馴染みがないですが、世界ではこれだけのDAOが存在しています。
まだまだ発展途中である分野でもあるので、今後さらに増えてくるDAOは注目ですね!
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