CEXとは?DEXとは?違いやメリット、デメリットについて解説

DeFi/DAO

こんにちはkyoです!(@kyo_WEB3now)

仮想通貨が盛り上がり【DeFi】や【NFT】【DAO】【メタバース】など数年前までは聞かなかった事を耳にすることが増えたかと思います。

様々なプロジェクトが増えていく中で、実際に仮想通貨を【どこに預けるか】【どのように運用するのか】は、かなり重要になってきております。

現在では【CEX】と【DEX】が存在し、それぞれ特性が異なっています。

そんなCEXとDEXの違い、メリットやデメリットについて今回はご紹介していきます。

CEX(中央集権)とは

CEX(シーイーエックス)は【Centralized(一元化)】【Exchange(交換)】の略称で、中央集権取引所のことです。

日本では【コインチェック】や【ビットフライヤー】等、海外では【バイナンス】等がこのCEXに該当します!
銀行等も中央集権なのでCEXの1つですね!

仮想通貨の管理には【秘密鍵】と呼ばれる暗号みたいなモノで管理しています。
CEXではこの秘密鍵を運営側で管理しています。

下記にて、先ほど紹介したビットコインとビットフライヤーの説明をしているので、
詳しく知りたい方や、口座開設がまだの方は参考にしてください!

コインチェック

コインチェックは2014年8月に運営を開始した歴史のある取引所です。

特徴としては以下が挙げられます。

  • 国内の仮想通貨取引所で取り扱い仮想通貨数が最も多い取引所がCoincheck
  • スマートフォンから取引できるCoincheckはアプリダウンロード数第1位
  • 仮想通貨の取引以外のサービスも充実している

私も愛用している取引所になります。

口座開設がまだの方はこちらの記事に画像付きでまとめているのでご参考にしてください。

ビットフライヤー

ビットフライヤーはビットコイン(BTC)の取引が国内NO.1になり、2014年に運営を開始している取引所です。

特徴としては以下が挙げられます。

  • 取引について他の取引所には少ない【レバレッジ取引】がある
  • 14種類と取引できる銘柄も豊富
  • 金融機関との連携で安心したサポートが充実

レバレッジ取引はコインチェックにはない仕様なので、気になった方はこちらを参考にしてください。

CEXのメリット/デメリットについて

ここからはCEXのメリット/デメリットについてご紹介していきますね!

CEXのメリット

CEXのメリットは以下3点になります。

  • 日本円での法定通貨で取引できる
  • 簡単に登録が可能で簡単に使える
  • 秘密鍵をなくすリスクがない

日本円での法定通貨で取引できる

仮想通貨の世界では日本語に対応しているモノが少なく、情報も取りにくくなっていますよね。

CEXは日本語に対応しており、
銀行から日本円を入金すればすぐにビットコイン等の仮想通貨を購入できます。

DEXでは、日本円で仮想通貨を手に入れる事が難しく、
購入が複雑だったりするので最大のメリットだと思います。

簡単に登録が可能で簡単に使える

CEXのほとんどが簡単に登録ができます。

またDEXではメタマスク等のウォレットと使用する必要があったりしますが、
CEXではそういった手間が無く、対象取引所の口座を開設するだけで取引が出来ます。

仮想通貨のお財布のようなモノです。

秘密鍵をなくすリスクがない

先ほど説明させていただきました秘密鍵はCEXでは管理してもらえます。

秘密鍵=自身の仮想通貨なので、
秘密鍵を無くしてしまうと仮想通貨の全財産が無くなってしまいます。

そういったリスクや不安がある方はCEXがオススメになります。

CEXのデメリット

CEXのデメリットは以下2点になります。

  • 運営している会社の倒産リスクがある
  • ハッキングリスク

運営している会社の倒産リスクがある

こちらは過去にマウントゴックスという取引所で実際に起こったことですが、
会社が潰れた際には仮想通貨が帰ってこない場合もありえます。

利用するCEXは十分に調べる必要があります。

ハッキングリスク

国内でも何度かニュースになりましたが、
CEXにハッキングがあった場合には仮想通貨が失われる可能性があります。

ほとんどの場合、運営会社から補填があることが多いですが、
海外のCEXを使っている際は説明が英語であったりするので対応が難しい場合があります。

CEXは仮想通貨が保管されている=ハッカーも狙っている可能性があるので、
100%安心ではないことは認識が必要です。

DEX(分散型取引所)とは

DEX(デックス)は【Decentralized(分散)】【Exchange(交換)】の略称で、
日本語に変換すると分散型取引所となります。

上記で説明したコインチェック等の【CEX】を仲介しないで、
ユーザー同士が直接仮想通貨を取引できるのがDEXとなっています。

DeFiもこのDEXの1つですね!

以下で代表的なDEXをご紹介します

Uniswap(ユニスワップ)

ユニスワップは2018年にリリースされたDeFi(分散型金融)アプリケーションの1つで、
イーサリアムネットワーク上の分散型取引所(DEX)になります。

分散型取引所(DEX)の中では最大級であり、
営利目的の運営でないので手数料がほぼ発生しないのが特徴になっております。

PancakeSwap(パンケーキスワップ)

パンケーキスワップはBINANCEのブロックチェーン上で運営されるDEX(分散型取引所)の1つです。

パンケーキスワップは流動性プール内に仮想通貨を預けておくことで
利息としてガバナンストークンであるCAKE貰えることや、
日本語に対応していることが特徴です。

DEXのメリット、デメリット

ここからはDEXのメリット/デメリットについて
ご紹介していきます

DEXのメリット

DEXのメリットは以下3点になります。

  • ハッキングのリスクが低い
  • 倒産リスクがない
  • 本人確認がいらない

ハッキングのリスクが低い

DEXは組織で運営しているわけではなく、
取引の資産はすべて、
トレーダーが自身のウォレットに保管しているためハッキングのリスクが低いです、

倒産リスクがない

DEXは分散型取引所になるので、
倒産のリスクが避けられるのもメリットの1つです。

過去にマウントゴックスの事件があったのでリスクの軽減は安心ですね

本人確認がいらない

DEXでは自分自身で秘密鍵を管理するので本人確認不要となっています。

なのでアドレス等の個人情報流出も防ぐことが可能です。

また本人確認が要らないので住んでいる地域に関係なくサービスの利用が可能です!

DEXのデメリット

DEXのメリットは以下3点になります。

  • 秘密鍵の管理
  • 始めるのが難しい
  • 日本円が使えない

秘密鍵の管理

CEXでは運営側が完了してくれましたが、
DEXでは自分自身で秘密鍵を管理する必要があります。

始めるのが難しい

DEXのほとんどが日本語対応していません。
また日本でもDEXを使っている方が多くはないので、
使い方やわからない事があった際に相談できる人が少ないことや調べても出てこない事があります。

私は翻訳を4時間かけ問題を解決したことがあります。

日本円が使えない

DEXでは日本円はほとんど使えません。
DEXを利用するには【CEXで仮想通貨を購入→DEXへ送金】といったように
手順が増える事が多くあります。

また送金の際にアドレスを間違えると、仮想通貨が送れないなどの問題も起こってしまうので、
仮想通貨を始めたばかりの人にはハードルが高いです。

CEXとDEXどっちを使う?

仮想通貨が初めてです!

試しに仮想通貨に触れてみたいです!

CEXです!

手続き等がめんどくさいのは嫌だ!
簡単に仮想通貨を運用したい。

CEXです!

困ったときにサポートが欲しい

CEXです!

少し仮想通貨に慣れてきた!

色んな仮想通貨に触れてみたいび

海外のCEXかDEXです!
海外のCEXでは日本では扱っていない仮想通貨が多いです。
またDEXも同様に日本で扱っていない銘柄が多いので、慣れてきた方は海外CEXかDEXがオススメです。

一攫千金狙ってます!

海外CEXです。
レバレッジ取引がある取引所もあるので無理のない、生活に支障が出ない範囲で挑戦してみてください。

CEXとDEXの違いについてまとめ

今回はCEXとDEXの違いについてまとめてみました。

仮想通貨に慣れてくると一度は気になる内容になるかと思います!

自身の仮想通貨をどこで運用していくのかは重要なポイントになってくるので、
しっかり仕組みを理解した上で、自分に合った所で運用していきましょう!

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